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「れんがの家」でピアノサークル始まる

元高塚高校教員 高橋 智子 

 2017年4月から年齢に関係なくピアノが無料で習えるピアノサークルが“れんがの家”の活動部門の一つである“フリースクール寺子屋”で活動を始めました。現在(5月)は高齢者が4人と小学4年生が1人で、メンバーは5人(全員女性)です。みんな無料だったらと言って始めた人たちです。入会の条件はピアノを弾きたいという気持ちのある人です。週1回1人30分ずつ習っています。
 先生は毎週月曜日午前9時から午後6時まで、自分の仕事を休みにして“れんがの家”に来て下さっています。メンバーは自分の番を待っている時や練習が終わった後など仲間や先生やボランティアとお茶を飲みながらおしゃべりしています。83 歳の女性は指が全く動かず、気持ちが折れそうになるそうですが、始めた以上続けると言って一度も休んでいません。小学4年生の女子は将来小学校の先生になりたいそうです。この子がピアノを弾きたいと言っていたので、“れんがの家”にピアノを借りてきて始めました。この子の家にはピアノは無いそうです。楽しいと言って習っています。
 先生はヤマハ音楽教室で10年位教えていたそうですが、家にピアノが無い子に教えるのは初めてだと言っていました。先生には“フリースクール寺子屋”から1人30分1000円払っています。(習いに行っている子に聞くと30分5000円と言っていました)

 “フリースクール寺子屋”では、他に次のようなことをしています。
● 月曜日〜土曜日の午後、子供の居場所づくり
 来た子には紅茶とラスクを用意しています。
 現在小学4年生の男女約10人位が来たいときに来て、宿題をしたり、本を読んだり、外で遊んだり、時にはカラオケを歌ったりしています。また、5月に発行したボランティアニュースの配布を手伝ってくれました。
● 土曜日の午後は学習会
 小学校6年生の女子2人にボランティアが英語と算数を教えています。
● 年に数回子供主体の行事を実施
 誕生会とかクリスマス会を実施します。また8月には毎年子供主体のバザーを実施しています。昨年は、小学5年生の女子が作ったチーズケーキがとても美味しくてすぐに完売しました。
● 第1と第3土曜日の午前は大正琴
 2〜3人の高齢女性が習っています。元小学校の先生だった女性が気長く教えて下さっています。
● 第2土曜日の午前は朗読会
 大正琴の先生が発声練習の指導をし、この日のためにプリントして下さった文章をみんなで少しずつ読みます。その後、文章の内容をきっかけに色々とおしゃべりします。参加者は高齢の女性ばかり7名です。
● 隔月の第4土曜日の午前は生涯学習
 ボランティアの1人がレジメを作って持って来て下さいます。それを読んだ後、そのテーマに沿って各自意見を言い、議論をしています。高齢の男女10名位が参加しています。

 大正琴や朗読会、生涯学習などに年齢制限はありませんが、現在若い人の参加はなく、高齢者の交流に役立っています。高齢者のみでなく若い人の参加がこれからの課題の一つです。

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