Home / 通信バックナンバー / No.84(2017年夏) / 『第82回全国学校事故・事件を語る会』に参加して

『第82回全国学校事故・事件を語る会』に参加して

 今年の『全国学校事故・事件を語る会』は、『被害者・遺族から見た第三者委員会』というテーマで開催されました。学校で事故や事件が起きた時に、なぜ子どもがそのような事故や事件に巻き込まれたのか、本当のことを明らかにしない第三者委員会は、教育委員会の判断にお墨付きを与えるだけに過ぎず、被害者の権利と救済は蔑ろにされているのが現実です。被害者が事故・事件を受け止めて、将来に向けて一歩を踏み出すためにも、事実の究明と被害者支援が必要です。第三者委員会がそのような役割を果たすためにはどのようにすれば良いのか、私も考えていきたいと思います。
 交流会では、体育館での部活動で熱中症の後遺症のために現在も苦しんでおられる女子生徒が、搬送された病院で、血液検査で熱中症の診断の判断基準となる数値を下げるための薬を点滴で投与されたという話を聞きました。学校で起きた事故や事件は、学校や教育委員会だけでなく病院の医師さえも隠蔽に加担する時代になりました。このような方法を使って、事故の原因を持病にすり替えて学校や教育委員会の責任を回避しようとする例は氷山の一角なのでしょう。

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