教育

『子どもプラス Vol.4 』

斎藤次郎 (編集) 雲母書房刊 定価1,300円+税

 今回『石田僚子さん10周年記念会』講演者の一人斎藤次郎さんが、編集されています。

 目次より [第Ⅰ章]東海村で何が起こったの?
      [第Ⅱ章]チェルノブイリはいま
      [第Ⅲ章]原発なしでもやっていける!

 斎藤次郎さんが最初に書かれております“なぜ、この特集を組んだのか”その中に、“「原発を止めよう!─原子力と子どもの未来」を特集するにあたって、なんとか一部だけでも、子どもたちに読んでもらえるようなものにしたい、とぼくは思いました。単刀直入に言って、原子力の問題は、現代という困難な時代を象徴する試練にほかなりません。おとなだけで手早く解決できるような生易しい事柄ではないのです。だからもう、ぼくたちの怠惰や無力もふくめて、子どもたちに秘密にしておくわけにはいかない、と思うのです。”と書かれております。又“けれども無思慮に情報をたれ流すだけではいけないと思うのです。子どもたちのやわらかな心と体に担いきれないほどの不安や恐怖を押しつけるなど、どうしてできるでしょう。ことは慎重を要します。”とも書かれております。講演の時もおっしゃっておられたのですが、大内久さんのこと・・(私たちの会が「石田僚子さん」のことを実名で、この10年間追悼して来たことにも通じることで、いち少女ではなく、ひとつの生命、人格がことごとく破壊しつくされたことを問い続けています。)“なんとか生きのびてほしい、この最初の、しかも最大難関を突破して、生きつづけてほしいというのが、ぼくのいつわらざる気持ちでした。”他に、“人権の思想に誘う絵本”“郷愁映画館幻滅の力 「わが谷は緑なりき」”編集後記 編集日記 もいいです。
 とても良いので、是非買って読んで下さい。

Last Updated on 2020年8月27日 by manager

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