会員の皆様の著作

『不思議の天音―イノチの際で共に棲まう私たちの日々』

山口平明 / 山口ヒロミ (著) ジャパンマシニスト刊 定価1,600円+税

文章を平明さんが、書かれ、絵をヒロミさんが、銅版画で描かれています。“今春(1997)地域の中学校を卒業する天音(あまね)は、お堅い分類定義では、重度の精神薄弱および重度の肢体不自由が重複した重症心身障害児に位置する。福祉業界では略して「重心」、ジュウシンと呼ぶ。天音がふだん家庭で生活しているときには使われない用語である。”と“1 魔の三角地帯”に書いておられます。“いっさいを解き放ち、イノチでさえも、路上に投げ出す存在。弱いようで弱くない天音”の左横のページに“幕からそっと”という題で、銅版画の黒っぽい画面の下の方に、三編をして曲がった体を横たえている天音さんが描かれています。挿絵というよりも、画集のように絵として独立して、文章を際立たせています。
 とても良いので、是非買って読んで下さい。

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