保育・教育
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卒業

謙島 優作(神戸こども総合専門学院(田中英雄さん理事)卒業生)

私は保育の学校に入学する前は何も知らず、ただ子どもが好き、と言う気持ちだけでした。でも、保育について勉強していく中で自分の保育に対する気持ちの未熟さが身に染みて実感しました。そして、クラスの雰囲気について行くことが出来ずイライラしてた時もありました。だけど、そんな自分を支えてくれたのは音楽でした。ピアノに全く触ったことのなかった私でしたが、先生たちの親切なご指導のお陰で改めて音楽への楽しさや、素晴らしさなどを理解することが出来ました。自宅でもピアノの練習をし、学校でも休み時間になるとピアノの練習をしていました。そして、音楽について様々な挑戦をしました。学校の卒業ソングを作ろうと思い、初めて作詞作曲をする事にしました。そして2年生になる頃には私の気持ちは少し落ち着いて、ようやくクラスの雰囲気について行くことが出来るようになりました。そして、楽しい学校生活を送りながら作詞作曲をしていました。そういった想いを抱えながら卒業式を楽しみ半分、悲しみ半分に思いながら待ちわびていました。そんな中で突如、世界規模で流行した新型コロナウイルス。コロナウイルスの影響で卒業式後の卒業パーティーも中止、非常勤講師などの参列も断られ、卒業証書のみを渡し終了する、と学校から連絡がありショックを受けました。今までお世話になった非常勤講師の人たちにも最後の学生の姿を見せることが出来ない、最後の挨拶も出来ない。そして何よりも卒業パーティーで披露するはずだった卒業ソングも歌えずに卒業式を迎えるのか、と思い落ち込むと同時に苛立ちも隠せなかった。1年間かけて学校の為、自分たちの為、後輩へ受け継いで行って欲しいと言う色んな想いも込めて作ったのに、全てが水の泡になるのでは、と思っていました。すると、担任の先生から、卒業ソングを卒業式で歌えるようになったよ。と連絡があり、とても嬉しくなりました。 そして、迎えた卒業式当日。朝から皆でバスに乗り、教室に入る、この二年間、当たり前にしてきた事が最後になるのか、と思いました。クラスの人たちの卒業の言葉では、笑いあり涙ありでしたが、泣かないと決めていた私も思わず涙ぐんでしまいました。皆の言葉を聞いて泣けるほど、私はこの人たちの事が好きだったのだな、と気づきました。そして最後は卒業ソングの披露。クラスの人たちと一緒に歌う最後の歌なので精一杯楽しむ事しか考えていませんでした。たった数回しか歌の練習は出来ていなかったのにも関わらず、歌の完成度はとても高いように思いました。皆とケンカをする事もあったけど、やっぱり私は皆の事が好きだし、この学校も好き、先生も好き。この二年間は私にとって、とても充実した学校生活を送る事が出来ました。これからは、この学校で学んだ事を活かし社会へ羽ばたいて行こうと思いました。

「ここにいた証」山の中の小さな学校 森は揺れて鳥は歌い出す この学び舎小さいけれど 皆乗せて大空へ羽ばたく 夢を叶えるため この学院に来た 自分一人の力じゃ ここまで来れない 仲間と過ごしてきた二年 辛い事もあった 仲間がいたから自分も ここまで来れたんだ 卒業してもまたきっと ここに帰って来ると 昔の想い出たちに会う ことが出来る場所 学院にいた証

Last Updated on 2020年8月17日 by manager

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