ガン様こんにちは

インド旅行 他

匿名希望

インド旅行

2006年3月17日

 ひょんなことから北インド、リシケシ(ビートルズが修行したとこらしい)に行くことに!右手は痛いままというか、痛さは増す一方、体力も気力も戻らず、軽はずみに初めて会った友人の友人「インドに行くねん。あんたも行く?」と言う言葉に「行こかな」と乗ったのは去年の11月。こんなんで行けるんやろかと思いながら日々の生活に追われる内に2月になってしまった。ビザのいるような国は初めて。リュックがいいのか、スーツケースがいいのか、寒いのか暑いのか、出発前夜14日になって最終荷造り。スーツケースに寝袋まで入れて右手がほとんど使い物にならないので(病院で右手サポーターを作ってもらった)全体重をのせてロック。15日朝いつもと同じ時間に家を出発。空港行きバスターミナルへ。

 友人たちと合流していざインドへ。香港で1時間、空港にも降りられず飛行機内待機。初めて会った同行の人と赤ワインを呑み機内食を喰らい、喋り続け、仮眠。デリー近くなって気流が悪くガクンと機体が落ちる。気分が悪くなりトイレへ立とうとすると気が遠くなった。暫く座って座席後ろのトイレへ立つ。通路を歩いている内に気を失い「大丈夫ですか」という声で気がつく。気がつくと通路に倒れていた。インド系のスチュワーデスが的確な判断をして、砂糖湯を作ってくれて、空いている席に横にさせてくれた。こんな経験は小学校以来初めてで、自分でも驚いた。赤血球が減っているんだろうか、横になり膝を曲げ、立てていたらすぐに気分が治り、デリー到着時には自分の席に戻ることができた。

 デリー到着。夜の11時頃から日本では廃車になっているようなバスに揺られて7時間。真っ暗闇を一路リシケシに向けて、途中暗闇に浮かぶ店でチャイを飲む。温かく美味しい。外気は寒くダウンを着てきて良かった。高い空に丸い月。月明かりでトイレへ。垂れ下がった煮しめのような布を引き寄せ中へ、ああインドへ来たと感じた。手洗い用の水が用意されていたが持参したトイレットペーパーを使う。夜明けに到着。朝になっても肌寒い。

 ガンジス川上流川岸近くの宿泊施設はとても美しく、食事もつつましいが美味しかった。日が昇ると温かく、聖地らしく静かに清らかにゆっくり時が流れ、1日目をのんびりと過ごした。右手はまだ痛みがあり、サポーターをはずすことはできない。普通旅行をすると日を重ねるごとに疲れが溜まってくるけれど、しだいに元気になっていくのが自分でもわかった。3日目、ガンジスの対岸東の空に明けの明星を見、夜明けを待ち、日の出を見ることができた。ヒマラヤ病院の記念館を訪ねた帰りには、右手の痛みも和らぎサポーターを外した。その頃には、トイレもインド式に紙を使わないで、水の方が気持ち良いと感じるようになった。冬の気候も4日目には一気に春になり、宿泊所の池のカエルが冬眠から醒めてにぎやかに。帰る頃には夏の気候になって照りつける太陽の中、一路デリーへ。行く時には真っ暗で何も見えなかった道の両脇には、昔の日本の農村風景を思い出すように菜の花畑と麦畑が続き、時おりレンガ工場の高い煙突や町並み人人。雨季になれば流され、大変な生活だろうが、私には磁場があったのか信じられないほど元気になった。検診の折に主治医にそのことを伝えると「転地療養というか短い転地療養になったね」と言われた。


リハビリ

2006年4月10日

 2月で、抗癌治療1回目の入院からちょうど1年がたちました。インドへ行ってから急に元気になると体力が戻り、気力が出てきた気がします。ここいらでひとつリハビリにスポーツでも始めようかと思っていると都合のいいことに近くのスポーツクラブのチラシが眼に留まりました。毎週通うことはできないので、その日だけのようなのが無いかしらとよく眼を通すとこれまた都合の良いことに『1日1,000円』。さっそく体験コースへ。
 ホテルの上階がスポーツ施設になったフロントは、綺麗で明るく気に入りました。エレベーターで受付へ。親切に案内、説明されて、さっそく体験へ。「まずは、このタラタラになってしまった二の腕を夏までに何とかしたいんですが」「それでは」とちょうどボートを漕ぐようなマシーンの前へ。20回を1セットにして数回と説明を受けてハンドルを持って動かしてみる。次にはベンチに片足をのせて四つんばいになって1kgのウェートを動かすこと数分。真っ直ぐ引き上げるのは簡単なようでこれがなかなか難しい。ちょっとだけするだけで次は、自転車へ。抵抗2ぐらいで30分。汗が流れる。着替えてプールへ。
 1回目の体験がこうして終わり、気にしていた筋肉疲労もなくこれだったら続けられそうと2回目に。1回目水中で真っ直ぐ手を伸ばすことも水をかくことにも右手に痛みを感じたのに、その痛みが少しはましになり、重さも少し楽になりました。少しずつ少しずつ様子を見ながら、自分の体に相談するような感じで、ゆっくりゆっくり。
 10時30分に入り、ボート漕ぎや自転車をして泳いだらあっという間に2時間は過ぎ、風呂に入り着替えたら規定の1時に。靴の借り賃が100円で、合計で1,100円。月に3回。3,300円で、元気になるとしたら安い?ともかくあせらずマイペースで、体力を作ろう。
 後はストレッチ、太極拳、ヨガをしてくれる所はないかなと思っています。それぐらい自分でしなさいと言われるでしょうが、近くの公園で早朝7時ごろ太極拳をやってるらしいことは聞いてはいるもののこれもまた朝早過ぎて続きそうもありません。軟弱者の私は一人ではなかなか続かないのです。こんな風に思っていたらまた都合のいい話が向こうからやって来てくれそうな気がします。

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