石田僚子さん追悼20周年記念文集

「二◯年」を想う

飛田 雄一

 二◯年前の一九九◯年から、九九年まで毎年「朝鮮人・中国人強制連行・強制労働を考える全国交流集会」を開いた。事務局が神戸学生青年センターで、第一回を愛知県(名古屋市)、二回目を兵庫県(西宮市、神戸市)、その後、広島県(呉市)、奈良県(信貴山王蔵院)、長野県(長野市松代町)、大阪府(高槻市)、岐阜県(岐阜市)、島根県(松江市)、石川県(金沢市)、九州(熊本市)で開催した。二◯◯五年からは韓国での強制動員関連の法律制定を受けて日本で「強制動員真相究明ネットワーク」が作られ、遺骨問題などに取り組んでいる。これらの対象は、一九四◯年代のことだが、記録し追悼することの意味が薄れることはない。
 私に大きな衝撃を与えた「高塚高校」事件は、今も大きな出来事として心に残っている。なぜあんなことが起こってしまったのか。解けないことだが、二◯年という節目に改めて考えたい。

(ひだ・ゆういち 神戸学生青年センター館長)

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