神戸高塚高校門扉裁判担当弁護士さんからの一言メッセージ

 あの衝撃的な高塚高校校門圧死事件から十年という年月がたちました。
「生徒が五分早く登校していれば、こんなことにならなかった」と責任転嫁をした当時の校長、事件の風化を狙って、ありもしない遺族の意向を利用して批判を封じ、何の罪もない校門撤去を強行した次代校長。
 この十年間に、何かが変わったのでしょうか。今から思えば、当時の高塚校長のやり口は、事実を矮小化・歪曲し、自らの行動には責任をとろうとしない、日本の体質を象徴していたように思います。
「教育」の名の下に、「教育現場」で、一つのかけがえのない生命が奪われたという事実の意味を、もう一度問いなおしてみる必要があるのではないでしょうか。

秋田 真志

 近年、少年、特に高校生の年代の少年をめぐり、様々な事件が注目されています。この背景には彼等をめぐる状況の厳しさがあるのでしょうが、教育も大きな問題です。
 その意味では、時代は違いますが、神戸高塚高校問題は、教育の本質を問うものではなかったか・・・。
 私たちが、この問題の中から、何かを汲み取ることができ、また現状を理解できるものがあればいいと思っています。

金子 武嗣

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