Home / ホンの紹介 / 『問わずにはいられない ― 学校事故・事件の現場から』

『問わずにはいられない ― 学校事故・事件の現場から』

21の被害者家族著 田原圭子編集 あうん社出版 1,296円 

(「はじめに」より)
この本は、傷つけられた子どもと親との合作です。私たちに多くのことを伝えてくれています。そのとき子は、親は、どんな思いを抱くのか。被害をどのように受け入れ、どう戦えばよいのか。刻々と変わる思いと、時間を経ても変わらぬ思い。専門家たちでさえ知らない、たくさんの教訓や知恵があります。あふれる愛と深い哀しみがあります。 私は、事故事件情報は当事者だけのものではないと思っています。よりよい明日を築くための私たち社会の財産です。事故事件はどれ一つ同じものはありません。一方で、多くの共通点もあります。もし最初の事故事件から私たちがきちんと教訓を学び取っていたら、次の被害は防げたのではないでしょうか。同じように、このことをしっかりと後世に伝えなければ、同じことが繰り返されるでしょう。 加害者になってしまう前に、被害者になってしまう前に、子を失う前に、広く多くの人たちに読んでほしいと思います。また、不幸にして被害にあった人たちにとっても、生きていくうえでの道しるべとなるでしょう。 最後に、この本の執筆者一人ひとりに、感謝と敬意と哀悼の意を表したいと思います。

NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事 教育評論家 武田さち子

<内容>
一章 いじめ      学校は、誰を、何を守りたいのだろう?
二章 事故・事件    家族の側から「なぜ」を問い続ける。
三章 指導死・指導被害 学校だけは治外法権なのだろうか?

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